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9月14日、当協議会の設立記念講演会を、渋谷区リフレッシュ氷川にて開催しました。桑原渋谷区長の挨拶の後に、当協議会のアドバイザーである建築家の安藤忠雄氏が「まちづくりの可能性を探る」をテーマに講演し、会場には当初の見込みを大幅に超える300人以上が集まりました。


安藤忠雄氏は、まず、まちづくりに関する一般論から、ボランティア参加によるまちづくり等を紹介し、自ら「美しいまちは、人の心を美しくする」ことを信念に建築の設計をしていることを話し、他の都市の事例をスライドで解説しながら、講演を行いました。


講演の中で、安藤氏は、歩行者ネットワークの重要性を語り、その中で、渋谷のまちは商業施設ばかりで、特に駅周辺は高齢者が近寄れない現状であることを指摘。今後の渋谷の開発においては、高齢者にとっても快適に歩けるようにすることが大事であり、幅広い年代の人たちが期待感をもって渋谷のまちへ来るようにすべきで、そのためには、まちを美しくし、対話を楽しむことができる交流の場が必要であると論じました。


また、自身の建築活動を通じ、まちづくりに関する住民参加は重要であると説きました。
最後に、渋谷のまちづくりについては、地形を活かした立体的な整備により、豊かな緑地空間を確保し、かつ人がスムーズに歩け、対話ができる空間づくりをするなど「まちのベース」をしっかりと築くべきであると語り、約1時間の講演を終了しました。
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